日本と北欧、ふたつの美意識から
KURA COMMONは、東京を拠点とするko design conceptが立ち上げたライフスタイルブランド。北欧デザインの静けさや佇まいに学びながら、日本の高い技術や素材への敬意を込めて、日常に寄り添う道具をかたちにしています。手の中の美意識を大切に、暮らしに静かに寄り添うプロダクトをつくり続けています。

Kura common
デザインコンセプト「価値観と哲学」
KURA COMMON は、日本の伝統的な「蔵(くら)」に着想を得ています。蔵は大切なものを守り、長く受け継ぐために丁寧に造られた空間。その精神を受け継ぎ、common(コモン)=共有・共通のものという概念を掛け合わせることで、「誰もが心地よく、共に使える美しい暮らしの道具」 を提案します。
きっかけは、私たちが運営するオンラインショップ KOZLIFE の“まかない”の時間。スタッフの「こんなお皿があったらいいな」という一言から誕生しました。シンプルなデザインと料理を美しく見せる色合いにこだわった食器は、和・洋・中どんな料理にも馴染み、普段使いからおもてなしまで幅広く活躍します。商品名の ENA と KOBI は、生産地である岐阜県の町の名前から付けられています。
そしてこれからは、食器にとどまらず、日本のクラフト精神と北欧のシンプルな美学を融合した “JAPANDI” スタイル を軸に、暮らしを豊かにするライフスタイルブランドとして展開していきます。
Kura common
製造プロセスと素材
毎日使うものだからこそ、安心して長く使えるものが良い。そんな思いから、創業100年の歴史ある窯元さんと品質の高い食器を作っています。こだわった安全な原材料を使用し(鉛・カドミウムは含まない)、最高温度を1320℃まで上げて22時間しっかりと焼成することにより、土の中にある不純物をできる限り燃焼させ、高い耐久性を再現しています。また、長期間にわたる釉薬の改良を得て、マットな質感でありながらも、メタルマークが目立ちにくい仕上がりです。
Kura common
クラ・コモン
の取扱を決定したポイント


KURA COMMON の始まりは、自社ブランド STIIK の誕生に続き、「お箸にあう食器がない」という気づきからでした。STIIK のコンセプトである “カトラリーのような箸” に合い、さらに北欧のインテリアにも自然に馴染む器を探しましたが、KOZLIFE には理想とする食器がありませんでした。
当時代理していたデンマークの陶器ブランド KAHLER の食器は美しいものでしたが、日本市場では「重い」「高価」という課題がありました。より多くのお客様に届けるためには、デザイン性と価格のバランスを両立することが不可欠でした。
そこで私たちは国内での生産を選び、シンプルで料理を美しく見せ、日常からおもてなしまで幅広く使える食器をつくることを決意しました。こうして誕生した KURA COMMON は、今では食器を中心としながらも、日本と北欧それぞれのデザインエッセンスを取り入れた JAPANDI スタイルのライフスタイルブランド へと広がりつつありま す。

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