Morten Kaaber
暮らしの中で
自然に選ぶもの
インテリアデザインのバックグラウンドを持つ彼は、アートプリントを家具や照明のように「暮らしの中で自然に選ぶもの」として位置づけたいと考え、Paper Collectiveを創業しました。
スタートアップでの経験を活かし、才能豊かなクリエイターと直接協働できる場をつくることで、常に新しいインスピレーションをチームにもたらしています。

PAPER COLLECTIVE
デザインコンセプト「価値観と哲学」
Paper Collectiveは、アートのための「遊び場」をつくりたいという想いから2012年にコペンハーゲンで誕生しました。彼らはさまざまな背景を持つアーティストやフォトグラファー、イラストレーター、デザイナーたちの創造性を形にしたオリジナルのアートプリントやプロダクトを制作し、それを世界中のアート愛好家たちへ届けることで、アートを中心としたコミュニティを広げています。
創業当初から、Paper Collectiveは「アートを通じて社会に貢献する」ことを大切にしてきました。売上の一部を世界各地の慈善活動やプロジェクトに寄付し、2020年にはHuman Practice Foundationと協力して、ネパール・タプレジュンに小学校を建設。図書館やコンピュータルームを備えた学びの場を整え、世界でも最も貧しい地域のひとつで400人以上の子どもたちに教育の機会を提供しました。さらに2021年以降は「再利用」と「リサイクル」に一層注力し、WWFのサポートを受けた「Waste to Valueプロジェクト」を通じて、ケニアにおけるプラスチック汚染の削減と地域の女性や子どもたちの雇用創出にも取り組んでいます。
オリジナリティとタイムレスな美しさ、そしてストーリー性を兼ね備えたアートプリントは、暮らしに寄り添うアートとして多くの人々に愛されています。
Paper Collectiveはこれからも、アートと社会の双方に価値をもたらす活動を続け、世界中の人々の暮らしに彩りとインスピレーションを広げていきます。
PAPER COLLECTIVE
製造プロセスと素材
Paper Collectiveは、環境への責任を大切にしながら、デザイン性と品質にこだわったアートを生み出しています。
使用する紙や木材はすべてヨーロッパ産のFSC認証を受けたものを採用し、梱包資材の再利用や紙製テープの活用、徹底したリサイクルへの取り組みを通じて、事業全体で高い環境基準を維持しています。
また、地産地消にも力を入れており、紙製品はすべてデンマーク国内で、その他の製品もヨーロッパで生産しています。アートプリントは、コペンハーゲンから南へ2時間の場所にある自社工房で一つひとつ受注生産。
12色を使用したジークレー印刷と呼ばれる美術印刷技法を用い、265gsmのアシッドフリーマット紙にプリントすることで、豊かな色彩と質感を長く保つことができます。
PAPER COLLECTIVE
ペーパーコレクティブ
の取扱を決定したポイント


ko design conceptの代表がインテリアに携わり始めた90年代、模様替えといえば「カーテンやクッションカバーを季節ごとに変える」のが一般的でした。しかし、それは環境負荷が高く、コストもかかることに疑問を感じていました。
その後、コペンハーゲンを訪れた際、人気インテリアショップの2階が一面アートポスターで彩られている光景に出会い、「模様替えはテキスタイルだけでなく、ポスターによっても家の雰囲気を大きく変えられる」と強く確信しました。
ちょうどその頃、代表の友人でもあるMorten KaaberがPaper Collectiveを立ち上げ、オープニングイベントに参加する機会を得ました。数年後の展示会で再会し、彼の紹介していた新作ポスターに惹かれ、「日本でも展開してみたい」と伝えたことが、Paper Collective日本展開の始まりです。
アートをもっと身近に、そしてサステナブルに楽しめるPaper Collectiveの理念は、ko design conceptが大切にしてきた「暮らしを豊かにするデザイン」と深く共鳴しています。だからこそ、私たちはこのブランドを日本に紹介し続けています。

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