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【COOEE Designで彩る、洗練されたコントラクト空間vol.2】

  • 13 時間前
  • 読了時間: 5分

働く場所に「温もり」を:オフィス空間における素材の対比と、集中を生む演出術


オフィスやホテル、商業施設といった「コントラクト空間」において、アートがブランドのコンセプトを伝える「言語」であるならば、オブジェは空間の「呼吸」を整える存在です。


本記事では、スウェーデン発のインテリアブランド「COOEE Design(クーイーデザイン)」をシリーズで特集。シルキーな質感と彫刻のような造形で、現代のプロフェッショナルな空間に、静謐で洗練された空気をもたらすノウハウをご紹介します。



生産性だけでなく、働く人の心地よさ(ウェルビーイング)が重視されるようになった現代のオフィス。スチールやガラス、コンクリートといった無機質で硬質な素材が多いワークスペースにおいて、私たちはどのように「人間らしさ」を保ち、クリエイティビティを刺激する空間を創り出すべきでしょうか。


シリーズ第2回となる本記事では、COOEE Designをワークプレイスに導入する際の「スタイリングの鉄則」に焦点を当てます。素材の対比を活かしたバイオフィリックな演出と、集中力を高めるための配置のロジックについて解説します。



1. デジタル社会における「触覚」の重要性


現代のオフィスは、デジタルデバイスと無機質な素材で埋め尽くされています。こうした「視覚的・空間的フラットさ」は、長時間過ごすワーカーにとって、知らず知らずのうちに精神的な疲労を蓄積させる要因となることも。


ここでCOOEE Designのプロダクトが果たす役割は、単なる「飾り」ではありません。手触りの良いシルキーマットなセラミックや、天然木の温もりを持つ「Woody Collection」は、ワーカーの触覚を優しく刺激する「触媒」となります。



無機質なデスク周りに、あえて温かみのある曲線や質感を取り入れることで、緊張した精神を解きほぐし、創造的な思考へと切り替えるためのスイッチとして機能させるのです。



2. 素材の対比でつくる「リズム」:Woody Collectionとバイオフィリックデザイン


オフィス空間にCOOEE Designを取り入れる際の鉄則は、「硬質素材と有機的素材の対比」です。


多くのオフィスは、デスクの天板(メラミンやスチール)、パーティション(アルミやガラス)など、直線的で冷たい印象の素材で構成されています。ここに、以下の手法でCOOEEを掛け合わせることで、空間に心地よいリズムが生まれます。




異素材ミックスの法則


硬質なテーブルトップの上に、FSC認証オーク材を使用した「Woody Bird」や家具を配置してみてください。木材の持つ自然界のパターンと質感が、ガラスやスチールとのコントラストを強調し、空間にバイオフィリックデザイン(自然とのつながり)のような安らぎをもたらします。


また、新たにラインナップに加わった『Dark Oak』カラーにもぜひご注目ください。深みのある落ち着いた色調は、従来のオーク材よりも重厚感を備えており、シックなオフィスやエグゼクティブな空間にも美しく調和します。空間に心地よい引き締め効果をもたらしつつ、天然木の温もりはそのままに、より洗練されたコントラストを演出することが可能です。




質感のレイヤー


マットなセラミックベースを、反射率の高い鏡面仕上げのカウンターや棚に配置します。光を反射する素材と、光を吸収するCOOEEのマットな質感が重なることで、空間に奥行きと「レイヤー(層)」が生まれ、視覚的な退屈さが解消されます。



3. 会議室の「知的な対話」を演出するスタイリング手法


会議室や商談スペースは、プロジェクトのアイデアが生まれる「創造の現場」です。ここでCOOEEのアイテムを配置する際は、個数と配置に「知的な意図」を持たせることが重要です。


グループ配置(グルーピング)による焦点


会議テーブルの中央に、高さの異なるベースやオブジェクトをグループで配置します。これにより、視線が自然と中央に集まり、対話のフォーカルポイント(焦点)となります。



また、個性的なベースや華やかな花材が配置されていれば、会話のきっかけにもなります。



高さと形のミックス&マッチ


あえて「高さのあるVase」と「丸みを帯びたVase」を組み合わせることで、空間に垂直方向の動き(リズム)を作り出します。これだけで、静止した空間に「躍動感」が生まれ、脳が刺激されやすい環境を整えることができます。



「整える」ためのトレイ活用


会議室の備品や文具が散乱していると、思考も散漫になります。COOEEの「Tray Series」を活用し、小さなベースやキャンドルホルダーをまとめてトレイに乗せることで、空間が「整列」されます。視覚的なノイズをカットするこの手法は、ワーカーの集中力を維持するための強力なツールとなります。



オフィスを「心地よいサードプレイス」へ


COOEE Designを用いたスタイリングの鉄則は、オフィスを単なる「作業場」から、そこにいるだけで感性が磨かれる「心地よい場所」へと変換することです。


素材の対比を意識し、高低差でリズムを作り、トレイで整える。これらのステップを実践するだけで、オフィスはもっと人間らしく、そしてもっと生産性の高い空間へと変わります。



心地よさが、ブランドへの愛着に繋がる


COOEE Designのプロダクトは、置かれ、光を受け、暮らしの一部となったときに初めて意味を持ちます。洗練されたオブジェがある空間は、ゲストに「ここは大切に扱われている場所だ」という無言のメッセージを伝えます。それが、結果として空間への愛着や信頼へと繋がっていくのです。



次回は、ホテルのラウンジやエントランスといった、ゲストを魅了する「最初の一歩」の演出法について、より大規模な空間スケールでの活用術をご紹介します。





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