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空間は、もっとやさしくなれる。スウェーデン〈Cooee Design〉がつくる、静かなかたち

  • kdc601
  • 1月16日
  • 読了時間: 3分

空間は整っているのに、どこか落ち着かない


家具も照明も、ひと通り揃っている。

色も抑えているし、余計なものも置いていない。

それなのに、なぜか空間が完成しない

感じることありませんか?


足りないのは、機能ではなく

感情なのかもしれません。


何かを「足す」わけではないけれど

そこにあるだけで、空気が少し整うもの。


スウェーデンの Cooee Design は

そんな説明できない違和感

静かに応えてくれるブランドです。



スウェーデンと、静けさの価値


Cooee Design が生まれたスウェーデンは

自然と向き合う時間がとても長い国です。


長い冬、限られた光。


家の中で過ごす時間が多いからこそ

インテリアは「見せるもの」ではなく

心を落ち着かせるための環境として

考えられてきました。


北欧デザインに流れるのは

主張ではなく、調和

派手さではなく、静けさ


Cooee Design は

そんなスウェーデンの感覚を

花器やオブジェというかたちで表現しています。


Lee Vase
Lee Vase

空間の感情を、整えるために


Cooee Design のものづくりには

一貫した考え方があります。


色と形は、空間の感情を整えるためにある。


だから彼らの商品は

・強い光沢を持たず

・鋭い主張を避け

・どこか曖昧で、やわらかい輪郭をしています。


それは

目を引くためではなく

空間に溶け込むため。


Cooee Design のアイテムは完成品ではありません。


置かれ、光を受け

暮らしの一部になったときに

はじめて意味を持ちます。



「語らない」ためのかたち


Cooee Design を見て

「静かだ」と感じる人は多いはずです。


丸みのあるフォルム。

マットな質感。

抑えられた色彩。


どれも、空間の中で

前に出ることはありません。


花を一輪挿してもいいし

何も入れずにそのまま置いてもいい。

使い方を限定しないのも、意図のひとつです。


オブジェでありながら

装飾になりすぎない。

それは、空間そのものを主役にするための選択です。


(左)Woody Bird (右)Gry Wide
(左)Woody Bird (右)Gry Wide

視線が落ち着く、ということ


Cooee Design のアイテムが部屋にあると

不思議と視線がゆっくりになります。


強く惹きつけられるわけではないのに

気づくと、そこに目が向いている。


それは

何かを考えさせるためではなく

何も考えなくていい時間をつくるため


部屋に入った瞬間

ふっと呼吸が整う。


Cooee Design が届けているのは

そんな感覚なのだと思います。



余白を受け止める存在


日本の住空間は

決して広くはありません。


だからこそ

ひとつひとつのものが持つ「空気」

空間全体に与える影響は大きい。


Cooee Design の静かな佇まいは

白い壁や木の床

余白を大切にする日本の暮らしとよく馴染みます。


「北欧だから合う」というよりも

控えめであることを美しいと感じる感性

どこかで通じ合っているのかもしれません。



何も足さずに、整えるという選択


Cooee Design は

暮らしを変えようとしません。


ただ

すでにある空間を

少しだけ整えてくれる存在です。


何かを語りかけるわけでもなく

目立つわけでもない。


それでも確かに

そこにあると、空気が変わる。


これからも

そんな Cooee Design の世界を

少しずつ、丁寧に紹介していきます。


 
 
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